FIF フューチャー イノベーション フォーラム

FIFはさまざまな企業と協力し、社会貢献活動を行う団体です。

詳細情報

イノベーションセミナー2012

イベントの報告

イノベーションセミナー2012を開催

「躍進企業の挑戦~イノベーションが切り拓く未来」をテーマにイノベーションセミナーを実施しました。特別講演にコマツ坂根正弘会長をお招き、パネルディスカッションではグローバルビジネスを支えるITについて、日産自動車様と東京海上ホールディングス様の事例を紹介いただきました。
詳細は開催概要か開催報告リリースファイルをご覧ください。

当日の様子

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イベントのお知らせ

抽選で20名様無料ご招待!
「躍進企業の挑戦~イノベーションが切り拓く未来」

特別講演では、コマツ取締役会長の坂根正弘様より同社がグローバル企業として「代を重ねるごとに強くなる会社」を目指すべく断行した経営構造改革とトップリーダシップについてお話しいただきます。
また、パネルディスカッションでは日産自動車、東京海上ホールディングス各社のグローバルビジネスを支えるIT事例をご紹介いただきながら、ITが経営に与えるインパクトと今後のビジネスの可能性についてディスカッションしていただきます。
今回はこのセミナーに抽選で20名様を無料にてご招待いたします。ふるってご応募ください。
※キャンペーンは終了いたしました。たくさんご応募ありがとうございました。

【当選者数】20名
【応募締切】2013年1月20日(日)必着
【参加費】 無料
【その他】
 ・当選者には2013年1月25日(金)までにFIF事務局からメールまたは郵送にてご案内いたします。
 ・当選者のみのご連絡となりますことをご了承ください。
 ・会場までの交通費は各自でご負担をお願いいたします。

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開催概要

日  時 2013年2月4日(月)15:00~18:00
場  所 ANAインターコンチネンタルホテル東京
開催要項 【参加者】
 約100名(ワークショップ参加者、FIF会員など)
【プログラム】
 ◆第1部 特別講演「グローバル競争に勝ち抜く企業を目指して」
                      コマツ 取締役会長   坂根正弘様
 ◆第2部 パネルディスカッション「グローバルビジネスを支える強いITのつくり方」
      パネリスト:
       日産自動車(株) グローバル情報システム本部IS資源管理部部長
       (兼)コネクテッドビークルシステム部部長       金子淳史様
       東京海上ホールディングス(株) 執行役員 IT企画部長  澁谷裕以様
      コーディネーター:
       フューチャーアーキテクト(株)取締役副社長      安間 裕
【特別講演概要】
 人口増加と都市化が急速に進む現在、ぶれない経営判断をするためには、世界の変化を的確に
 とらえ問題の本質が何なのかを見極めることがとても重要だ。
 私は8年間の米国赴任中に、日本人の強みは何をやるにもきめ細やかで、他者との協働を苦に
 しないというものづくりに最適なDNAだと実感した。一方でビジネスモデルを確立するのが
 不得手であると感じた。ものづくりの強みを活かすには、ビジネスモデルをどう創り上げるの
 かが勝負である。
 2001年の経営改革では、自社の強みを見直し、固定費を削減した。まず業界シェア1、2位の
 商品だけに注力するよう取捨選択し、ICTを活用した「KOMTRAX」や無人ダンプの運行システ
 ムなど強いビジネスモデルも確立した。リーダーのなかにはあれもこれもやるよう指示する
 人間がいるが、大切なのは「何を捨てるのか」を明確に指示することである。そのプロセスが
 自社のダントツ商品は何か、ダントツサービスは何かを明確にし、ダントツ経営の礎となる。
 また、代を重ねるごとに強くなる会社であるためには企業文化をつくっていくことがとても重
 要だ。コマツでは「コマツウェイ」によって社員全員が価値観や行動規範を共有している。
 日本が生き残っていくためには、企業の活性化が不可欠である。企業は国に頼るだけではなく
 自社の強みや弱みを整理し分析することが求められている。それゆえ、リーダーの役割は非常
 に大きい。リーダーには、世界の動きや物事の大局、問題の本質をきちんと自分の目で確かめ
 てもらいたい。また、自分の判断や考えは言葉できちんと伝え、さらにはその言葉を自分自身
 の行動で示すことが大切だ。そうすれば自ずと社員はついてくる。言葉の溢れる会社は強いと
 いうことを忘れないでほしい。

【パネルディスカッション概要】
 澁谷:「システム開発をシステム部門の仕事」としている会社では失敗が多い。IT改革成功の
    鍵は、業務サイドがITを自分のこととして捉える態勢を構築できるかにある。2004年、
    多種多様な保険商品により複雑化していたシステムを商品・ビジネスプロセスと三位一
    体で改革する「抜本改革」を開始した。この改革では、25年間使い続けていた情報基盤
    を一新するとともに商品をシンプルにし、代理店が使いやすいシステムに変革すること
    でキャッシュレス、ペーパーレスのプロセスを構築した。東京海上のIT戦略の核にある
    のは、全社的にITを自分のこととして捉える「アプリケーション・オーナー制度」であ
    る。これは業務サイドとシステム部門との役割、責任を明確にすることで、システムト
    ラブルの最大原因であるコミュニケーション・ギャップの解消を図るもので、2000年の
    導入の翌年にはトラブルが8割削減された。2009年のブラジルの子会社への展開を機に
    グループ企業内で順次導入し、成果をあげている。ITを真に経営の力とするためには
    全社的な態勢づくりが必要である。そのためにIT部門として最も大切なことは、透明性
    と説明責任である。
 金子:2005年からの5年間、IS(情報システム)部門の中期戦略として「BEST」という改革を
    行い業務部門と協力しながらIS部門の効果と効率を追求した。その結果、情報基盤の
    最適化、技術の標準化が進み、最適なソーシングを行ったことで35%以上ものコスト
    削減効果をうみ、400を超えるアプリケーションを削減した。また数字の成果だけでな
    く、トップや各事業部の役員が集うステアリングコミッティを行うなどITガバナンス
    が確立し、IS部門の新たな価値を社内で築くためのベースができた。そして2011年
    からは「BEST」の後継として、日産の中期経営計画「パワー88」をITから支える
    ための戦略「VITESSE」がスタートした。ビジネスサイドとIS部門がより協業する
    ことで、プロセスの改善や生産性の向上を目指し、利益の増大化に貢献している。
    日産では6年間にわたり事業部門と連携してプロジェクトを進める力を養ってきた
    ことで、IS部門がビジネスに貢献できるしくみがグローバルで実現している。
 安間:両社に共通するのは、システム開発をIT部門だけの役割とせず、企業全体の「仕事」と
    してとらえ、経営と業務とITが継続的に一体化するメカニズムが埋め込まれていること
    である。経営と業務部門がITを自分たちの戦略を実現するための武器と考えることが、
    ITで強い会社を作るための第一歩だと言えよう。
問い合わせ FIF事務局 TEL:03-5740-5817(土日祝除く10:00~17:00)
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