FIFの活動とSDGs

SDGs、持続可能な開発目標への貢献を目指して

FIFは2006年の設立以来、多様なステークホルダーと
連携しながら社会貢献活動を行っています。
これまで築いてきたネットワークやノウハウを活かし、
様々な取組みをつうじて国際社会共通の目標、
SDGs達成への貢献を目指しています。
17の目標のなかでも4つのゴールと
それに紐づくターゲットの達成に向けて活動を推進しています。

SDGsとは?

2015年の国連サミットで採択されたSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。17のゴール、169のターゲットから構成され、2030年の目標達成に向けて先進国と途上国が様々な取組みを行っています。

本ページの169のターゲットは、環境省「すべての企業が持続的に発展するために―持続可能な開発目標(SDGsエスディージーズ)活用ガイド」(2020年3月)より引用しています。

GOAL4

質の高い教育をみんなに

TARGET 4.4 働く技能を備えた若者と成人の割合を増やす

これからの時代はいま以上に自ら課題を見つけ、仲間と協力して解決策を見出す力が求められます。Kids Innovation Labでは、未就学児から大学生まで、幅広い年代に向けて様々なプログラムを実施しています。
2023年はフランスのパリ・サン=ジェルマン ハンドボールの選手たちによる実技指導と在日フランス商工会議所が実施する講義を組み合わせた国際親善イベントや、高度なプログラミングスキルを持った人材発掘を目的とした競技プログラミングコンテスト「HACK TO THE FUTURE 2024」を開催しました。

GOAL4

ジェンダー平等を実現しよう

TARGET 5.5 政治、経済、公共分野での意思決定において、女性の参画と平等なリーダーシップの機会を確保する

日本経済の持続的な成長に向けて、女性の理系人材育成は重要な社会課題であると捉えています。2023年は企業や大学研究室の理系分野で活躍する女性を講師に招いた女子中高生向けキャリア教育イベントを実施しました。さらに参加者や保護者の皆様からの熱い反響を受け、イベント開催時にいただいた質問や相談に対する講師のメッセージを「続編」としてウェブに公開しています。FIFでは今後も理系分野を目指す女子学生の学びを応援する企画に取り組みます。

GOAL9

産業と技術革新の基盤をつくろう

TARGET 9.5 産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる

Member Companies Labでは、様々な業種・業界の経営者、次世代リーダーが世界の潮流や最新技術の動向を知り、共通のビジネス課題を議論するオープンイノベーションの場を設けています。
2023年はコロナ禍を経て4年ぶりにオンサイトでのワークショップを開催し、DXと人材・組織をテーマに活発に議論しました。Kids Innovation Lab では子どもたちが早くから自身の将来を考え、社会をデザインする力を養う場を提供するべく、経営層との対話や最新技術に触れる独自のプログラムを実施しています。こうした活動により文部科学省が主催する「青少年の体験活動推進企業表彰」にて2019年から4年連続で表彰されています。

GOAL10

人や国の不平等をなくそう

TARGET 10.2 すべての人の能力を強化し、社会・経済・政治への関わりを促進する

Kids Innovation Labではフューチャー株式会社の社員が有志で開発したVRアプリを使って、2016年よりITを活用したパラスポーツ体験の場を提供しています。VRブラインドサッカーのバーチャル体験会小学校での出張授業、イベントへの出展協力を行うなど、共生社会の実現に向けて考え、学ぶ機会を創出しています。

GOAL17

パートナーシップで目標を達成しよう

TARGET 17.17 効果的な公的・官民・市民社会のパートナーシップを推進する

FIFの活動は企業、行政、学校など様々なステークホルダーの協力が不可欠です。Member Companies Labでは産官学民の連携やパートナーシップの在り方について有識者を交えて定期的に議論しており、2023年はDXと食・フードビジネスのグローバル展開をテーマにセミナーを開催しました。Kids Innovation Lab では他企業や学校と協力し、子どもたちにとって貴重な学びと体験の場となるプログラムを作り上げています。