フューチャー イノベーション フォーラム FIFはさまざまな企業と協力し社会貢献活動を行う団体です

FIFの運営会社であるフューチャー株式会社は、パラスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらおうと、社員の有志が視覚障害者向けの5人制サッカー「ブラインドサッカー」をバーチャル・リアリティ（VR）で体験できるアプリケーションを2016年に開発し、FIFと共に様々なイベント会場で体験会を行っています。2023年は年末年始にかけて、北海道・函館市で開催された「Future Sports EXPO 2023-2024 ～新しい世界をカラダで知る～」に協力し、19日間で776名がVRアプリを体験しました。

このアプリケーションは、ボールの音をたよりにゴールを目指すゲームで、参加者は特殊なゴーグルをつけ、左右のヘッドホンから聴こえてくるボールの音をたどってボールがどこにあるのかを見つけ、ボールをキャッチしたらゴールへ近づきシュートを放ちます。最初は画面を見ながらプレーし、2回目は同じゲームを目隠しをしてプレーしました。

体験を終えた参加者からは「難しかったけど、ゴールできてよかった」（小学2年生）、「音を頼りにするのが難しかった。上手くできなくてもどかしかった」（小学4年生）、「目が見えない世界でサッカーをするという貴重な経験ができた。子どもたちも楽しそうでよかった」といった声がありました。